企画展
市民文化祭
びじゅつじょろん
市民作品の展示
文字の大きさ
文字の大きさ :
講評 だまし絵「トロンプルイユ」のような表現で、カメラアングルを用いて、ガラスの向こう側から描いているようだ。鏡にも見える。高校生17才の絵を学ぶ女学生、描き込みを徹底してぐいぐい対象を的確に描き起こしている力強さがある。美術室の空気感も漂い、絵の具の臭いも伝わってくる。
あぢさゐの毬が溶け合ふ梅雨空に沓手鳥啼くてっぺんかけたか
鬼の子の泣き止む風の夕べかな
平和の祈り
冬木立いでつつ来れば原にしもまどかに雪は消えのこりたる