企画展
市民文化祭
びじゅつじょろん
市民作品の展示
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講評 ホトトギスには様々な漢字が当てられる。「沓手鳥」もまたその一つだ。「てっぺんかけたか」と聞きなされる鳴き声や托卵の習性と共に馴染み深い鳥である。上の句「あぢさゐの毬が溶け合ふ梅雨空」の把握が絶妙。
渾身のお茶が私を慰める
冬木立いでつつ来れば原にしもまどかに雪は消えのこりたる
お茶を飲む尖った心丸くなり
みどり児の手足ふくふく夏来る