企画展
市民文化祭
びじゅつじょろん
市民作品の展示
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講評 季語で「蓑虫鳴く」があり、実際は発声器管を持たないので鳴くことはない。「枕草子」に由来し、鬼の子は蓑虫の別称。それが風の夕べに鳴き止んだという一瞬の不思議な詩的幻聴を表現した逆説の美学で格調高く、俳味と寂寥感も含まれている。
感覚は消えて意識はハッキリと残り手術をモニターで見る
みどり児の手足ふくふく夏来る
月夜の小道
風鈴は止まずひねもす禅の黙